-Wisdom Archive-
金属パーツをつくってみようの巻


金属パーツをつくってみよう

 


ちびうさたん。

今回は額のティアラを金属製にしようと思います。

まずティアラの上にフォルモを押しつけて型を取っています。
とりあえず造形媒体が粘土ですからシリコン等精密さに欠けるので
粘土でOKかと。

ついでに耳のイヤリングも。

取ったフォルモの型と今回の特製に使う粘土。

相田化学工業株式会社の「アートクレイシルバー」。
20gで3000円弱。ハンズで売ってましたが私はオークションで入手。

中に入ってるのは見た目は只の粘土。

フォルモの型に「アートクレイ」を押し付けた後、乾燥させて剥がし、
リューターやヤスリ等でバリを削りました。あとリューターでエンブレービング。
感覚的には本当に粘土です。

本当は専用の炉(;´Д`)ハァハァ(<炉違い)で焼くのですが
そんなものに金を使ってもいられないのでコンロに
魚焼き用の網を直に置いて直火で焼く!!
縄文人もこうだったんだから…(<違う)
ワイルドヽ(´ー`)ノワイルドヽ(´ー`)ノワイルド!!


…赤熱化してます。
ヒートホークのように。

2、3回赤熱化>冷やす>を繰り返した後、冷めるまでほっときます。

冷めても全然変わり映えしませんがワイヤブラシで磨くと……

金属色に!!というか「銀」です。
理屈はこんな感じなのですが粘土的に細工が出来た後、
金属になるという事で、使い勝手としてはとても良いんじゃないでしょうか?

アートクレイの諸元はこちら

昔、クロムハーツのリチャード・スタークに憧れてアメ村で
偽ナイキと一緒に自作のシルバーリングを売っていた頃の技術が
生きましたね。…いや、本当に。(目をそらしながら)
(<ウソつけ!!アメ村に行ったのはボークス行く為だけじゃねえか)

とりあえず「粘土状態のモデリングだと厚さが要る」ので額を掘り下げて…


パイルダーオン!!

たちまち溢れる神秘の力!!(´ー`)
(<だったらそれ、フェードインと言うべきだと思います。)

燃焼時に元より収縮するのですが…あんまり小さくなりませんでした。
焼き方足りなかったかな……
この後いぶし液に漬けた後、クリアオレンジを吹いて
お茶を濁したいと思います。(<ここまでやっといて…)
いや…実はアートクレイゴールド/K22(金)も在るんですが…
10g 29,000円って……オイ。趣味の範疇では無理です。


という感じで高級感が出た感じです。


まあこんな感じで。
他にも金属の特製に関しては手があると思いますが
こういう手もあるよ。
…という事で。